2018年12月3日月曜日

ここちよい暮らし2019募集開始です。

会場となるシャンティクティは
持続可能な暮らしが満載!
詳細は写真をクリック♪ 

 2019年度のここちよい暮らしも
すばらしい講師陣をラインナップしてお送りいたします♪

新たな道や
新しい自分との出逢い…
紡ぎ出されるつながり…
そんな講座になることを、
スタッフ一同、願っています!

4/13ー14 自然とつながる~自然農&パーマカルチャー 
担当:臼井健二、小田詩世
耕さず、草や虫を敵としない自然農、持続可能な農的暮らしのパーマカルチャー。 ハーブの種まきや夏野菜の植え付けなど。毎回、ヨーガプログラム、自然農の畑 での野菜作り、畑で採れた野菜を使ったアーユルヴェーダ Cooking があります。

5/11−12 ヨーガ&アーユルヴェーダ
 担当:臼井朋子、ミヤモトタミコ
内からのアプローチのヨーガ、外からのアプローチのアーユルヴェーダは車の両 輪。こころと身体を整えるいのちの智慧を、インドの伝承医学などから学びます。 また自然界の恵み、野草を暮らしに生かす知恵をお伝えします。

6/8−9  楽健法とセルフケア   講師:子松志乃子先生
ふたりヨーガ楽健法は、道具を使わず誰でも簡単に体を癒すことができるリンパマッサージ。温熱療法のデモンストレーションと実践、手当法を学びます。

7/13ー15  こころを整える    講師:島田 啓介先生
ティク・ナット・ハン師の本を数多く翻訳されている島田啓介さんをお迎えし て、仏陀の教えと、今ここに生き本来の自分を取り戻して日常を深く味わう瞑想などを、実践を交えながらお話ししていただきます。繋がりを感じるダンスワーク、お寺での坐禅体験、メディテーション音楽のライヴもあります♪

8/31-9/1  糸紡ぎと手仕事~草木染~    担当:臼井朋子、ミヤモトタミコ
本当の豊かさとは?スピンドルによる糸紡ぎと草木染めを通して自然界の恵みをいただき、自然と寄り添いながら丁寧に暮らす働きの中に ...自らの手で作り出すよろこびを体感しましょう。

10/5ー6  ブラウンズフィールドの畑から    講師:中島 デコ先生
食べることといのちの繋がり...デコさん哲学に満ちたマクロビ料理は、喜び と多様性に満ちています。子育て、スタッフとの生活、カフェ運営...日常はまさにワンダフルワールド!
そんなデコさんの本音に触れてみます♪

11/9ー10  世界を知る    講師:原 郁雄先生
私達の生活が世界に影響与え、与えられている事とは。元小学校教諭である原 先生から教育現場での実践を通して、世界の貧困問題と子供たちが関わる中 での気づきから、自分の暮らしと繋がりが見えてきます。

各講座のタイムスケジュール
1日目
13:00 信濃松川駅集合
     ※直接来られる方は受付に間に合うようお越し下さい。
13:30 受付~オリエンテーション
14:00 各講座

18:30前後 夕食
22:00 就寝 おやすみなさ~い


2日目
6:00 朝ヨーガや散歩など
7:00 Tea time

各講座や畑、かまどcookingなど
14:30 シェアリング
15:30 終了予定 

*時間はおおよそです。
 往路帰路は、ご都合に合わせて各自調節してください。

募集要項
期 間:2019年4月〜11月までの1泊2日または2泊3日の全7回
参加費:ワークショップ参加費 52,000 円
(7回分のワークショップとテキスト、材料費込み) 食事と宿泊費は別途料金。
※各回ごとの清算となります。5,500円(宿泊費¥3000 食事代夕食¥1500、ブランチ¥1000)*食事はアーユルヴェーダを基本とした身体にやさしい菜食メニューです。
定 員:16 名※定員に達した場合は、キャンセル待ちでの受付とさせていただきます。
宿 泊:ゲストハウスシャンティクティ
長野県北安曇郡池田町会染 552-1Tel&Fax0261-62-0638 〒399-8602
募集締切 は3月末です。
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■お申し込み方法※次の項目をご記入の上、お申込みフォーム、メールまたは FAX にてお申し込みください。
 1、氏名 2、住所 3、TEL 4、携帯 5、E-mail アドレス 6、性別 7、年齢 8、職業 9、専門および得意分野 10、何で知ったか 11、参加の動機 12、学びたいこと・期待すること
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■問い合わせ・お申し込み:シャンティ クティTel & Fax 0261-62-0638
 E-mail shanti.kokotiyoikurashi☆gmail.com  ☆→@ 
お申し込みフォーム  ⬅︎ここをクリック
■主催 : シャンティ クティ、ワンアースプロジェクト
■協力 : シャロムコミュニティー

2018年11月28日水曜日

2018年11月27日火曜日

11月「世界を知る」

今期最後は、世界の経済の動きと弊害。
貧困の原因などを深く見ていくことができました。
そして、個性あふれる一芸大会と総仕上げの発表です♪
11月のレポートはこちらから

2018年10月29日月曜日

10月ココロとカラダを整える

6時  ヨーガ
      何故だろう?結構キツイあちこち 突っ張ってしまっている感じ

7時  楽健法のおさらい
      始めてみたいな新鮮さ?!とても難しい。踏んで貰っている時はとても気持ちいい!

8時半  畑と収穫
      収穫物:トマト、キュウリ、白菜、枝豆、茄子、生姜、大根、間引き人参、春菊

9時半  カマドでクッキング
      楽健寺酵母のパン、イチジク・ブラックベリーのジャム、マコモのオーブン焼き、
  なんちゃってコチュジャン、バジルペースト、ハーブ塩、白菜・トマト・キュウリ春菊
  のサラダ、キノコのスープ、枝豆

12時45分  グループワークのテーマと卒業制作に向けてのディスカッション
>      現時点でのおおまかな内容
>      アヤカさん:ケークサレ作成
>      ミエコさん:欠席  最終会は未定
>      ササさん:塾考中
>      タニさん:欠席  最終会も欠席(´°ω°`)
>      カヨさん:欠席  最終会も欠席(´°ω°`)
>      ハルミさん:カレンダー作成
>      ヒコニャン:塾考中
>      リサさん:ハーブコスメ作成
>      ワカバさん:柿の葉茶と甘茶ズル茶作成
>      ノリさん:ミズヒキとギンミズヒキについて
>      ボンコ:猫の齧り穴服のリメイク
>
14時15分  八寿恵荘に移動して杭に繋がれたダンスとスティックダンス   
      先ず打ち解けるために顔全体であ、い、う、え、おを表現する。
笑い転げた人多数有り。
2人1組で握手。Aさんが杭になり、Bさんは好きなようにゆっくり動く。動いた後で手の長さを比べると繋いでいた手は肩が緩んで長くなっている。
両手が終わったらAB入れ替わる。
自意識が邪魔して変な動きになった。
次は片足を両手で持って貰ってゆっくり動く。股関節も伸びる。
両足終わったらAB入れ替わる。手より少し自由になる。
次は長さ90㎝、太さ0.8㎝くらいのスティック登場。これを両手の真ん中に挟む。
始めは1人で自由に動かしてみる。次に2人で挟んで動かす。目を瞑って動かすと不思議な感覚。相手を手のひらで感じる。
今度は3人。2人を感じる事になる?そして5人!最後に全員で1つの輪になった。
幸せな時間。今度は何も持たず般若心経やレットイットビーに合わせて踊る。
自由で、なのに皆んなが皆んなを感じて認めている感じがする。

16時半  お風呂

18時  夕食  インド料理
>      じゃが芋とキノコのカレー
>      ヒヨコ色したダールスープ
>      カボチャのフェヌグリーク炒め
>      菜っ葉のクミンシード炒め
>      キャベツのクミンシード、ブラウンマスタード、ターメリック炒め
とても美味しくて食べ過ぎてしまった

19時半  般若心経の解説
       空は非存在ではない。空があるから全ての存在がある。
  ムム、、もう少し勉強します。
      タミさんが仰った「どんな事があっても、今、あなたが此処に居るのは、
  其れがあったからなんです。」 
      横浜に帰って苦手な人に会っても感謝出来た!
      貴方が居たから今の私があるって。
      有り難い!すご〜い!

 20時半  フリータイム
 22時  就寝
   皆んなとググッと近づいた
  もっとずっと一緒にいたいなぁ!!!と感じた1日でした。

> 凡子

3日目

3日目(担当:のり)

5:30 大峰高原日の出ツアーに出発
寒さを警戒して出かけるも、緩めの空気・・・そんなに寒くありませんでした。
遠く山々の上には雲が多くて日の出を見ることはできず。七色かえでを見に移動。
大かえでの紅葉は少し始まっており、周囲の小かえでの紅色がかわいらしかったです。
しばらく散策。

6:30 成就院にて座禅
本堂にて、ご住職より座禅の時の座布の使い方、足の組み方、姿勢などの説明を受け、それぞれ壁に向かって30分の座禅。
途中10分間、ご住職が周るので肩を警策(きょうさく)でパシッとしてもらう人は、手を合わせて意思を伝えます。
左肩は仏様、右肩は自分なので右肩に受ける。
座ってまもなく、私はこの日のレポーターであることを思い出し、どうやってまとめるか考え始めた!
考えが浮かんだらそれ以上追わない!と聞いていたので、追い払うために、右肩にパシッとしてもらいました。
一瞬の痛みに集中すると頭の中の言葉がスッと出ていった感じでした。

場所を移動し、ご住職の話。僧侶修行時の食事で使用する器など一式を広げ、作法を手振り身振り付きでうかがう。
写経・写仏などをそれぞれ選んで行う。一部の興味のある人たちは続けてご住職の話をうかがいました。
袈裟のつくりや使い方、携帯用の小さい袈裟のこと。血脈という系図の移しを開いての説明など。
その後、庭に出て湧き水や銀杏の木、鐘撞堂などのある境内を散策。

9:30 シャンティクティに戻りティータイム
煮リンゴの豆乳ヨーグルトかけ
インドのスナック

10:00 畑作業
収穫はさつまいも & さつまいもの蔓をどっさり!
さつまいもは1~2週間置いておくため、この日は食せず。
蔓はたくさんあったのでブランチでたっぷり食べて、さらに全員がお土産にして持って帰りました。
凡子さん提供のニンニクを植え、ライ麦の種蒔き。

12:00 ブランチ

13:30 ウタさんの講義
①コンポストの作り方

材料:
ミカン箱のような厚みのある段ボール
腐葉土 5㎏
米ぬか 3㎏
水適量

段ボールの底に2日分の新聞紙を敷く。
土と糠を交互に入れて混ぜる。
発酵に必要なので湿り気を確認しながら水を加える。(手でギュッと握って団子になるかならないかくらい??)
ふたはせず布をフワッとかける。底も空気が通るように棒などの上に乗せる。
置いておくと発酵を始め、1日くらいで温度が70度くらいになり湯気が上がってきたら使用できる。
水分量が適当でないと温度が上がらない。多すぎると空気が通らず、少なすぎると発酵が足りない。
夏は日陰に置く。
生ごみはそのまま水分を切らず、糠をまぶして入れる。
好気性なので空気を含ませる。
温度が下がった場合は、廃油を入れる。肉魚のゴミは温度を上げやすい。
貝殻、卵の殻は腐葉土にならない。
柑橘の皮、トウモロコシの芯、玉ねぎの皮も時間がかかりすぎるので適さない。
分解されると量は増えないので、1年間ゴミを入れ続ける。
肥料として畑などに振りまく場合には日常的に使用できる。
栽培用の土として使用する場合には、1年間腐葉土を作った後さらに1年ほど置いて、完全に分解させてから用いる。

②種採りの方法
普段食している野菜は、種がはっきりわかるものとそうでないものがある。
ーわかるものは、完熟した状態のもの:カボチャ、トマト、ピーマンなど。
ーわからないものは未熟なもの:レタス、大根、人参、玉ねぎ、ゴボウなど。
ーその他、種そのものを食すもの:大豆、あずき、いんげんなど。

野菜の性質、生まれた環境などを考慮して、最盛期のものから採取した種を残す。

☆トマトの種の採り方
病気がない株の十分に熟したものを選ぶ。
近親交配を防ぐために数株から採る。
小ビンに種の周囲のゼリー状のものと瓶に入れて「2~3日」発酵させる。
1週間放置すると発酵。水を加えて便を振り、水を流す。
残った種を紙の上に出して2~3日乾かす。
乾燥させるのは晴天の日、保存は低温低湿が最適。

☆カボチャの種
収穫してから、食用の場合は1か月位置く。
種を採る場合は、2か月置く。
種を水に入れ手でワタを取り、水を切る。
紙やネットに乗せて、3日くらい日向で干し、その後陰干しをする。

採取した種は、トマト・なす・ピーマンなどは長命で3~5年もつ。
葉物は3年くらい。
短命の種はニンジン・ネギで、大根は、葉もの(アブラナ科)と同じ3年くらい。

15:30 茹で栗を楽しみながら、終了。

初めての2泊3日。内容も盛りだくさんで、最後は大急ぎでした!
私は延泊で自宅に戻ったのは2日後でしたが、さつま芋の蔓はまったく問題なく、美味しくいただきました(^^)v

2018年9月11日火曜日

9月ブラウンズフィールドの畑から〜ゲスト中島デコさん

91日(土)
☆オリエンテーション
  お馴染みになった「ただいま」の歌で心地よく始まりました。
  身体を使った自己紹介ゲーム:手を振ったり足を揺らしたり大声を出したり。おおいに笑いながら体と心をほぐしました。

☆中島デコさんのおはなし&cooking
  「ブラウンズフィールド」主催 マクロビオティック料理家
  デコさんは、チャーミングな出で立ちで小さなお顔の中で瞳がくるくる動き表情豊か、笑顔あふれる魅力的な方でした。
 デコさんのおはなしより
「ブラウンズフィールドは、カフェと宿泊施設として料理を提供し、若い人たちの集まる場になっています。 私は東京で生まれ暮らしていましたが、子どもをもった時に『私たちは食べているものでできている!』と気づいて、マクロビオティックを始めたの。周囲からは、妊娠中は赤ちゃんのためにカルシウムを取らなきゃダメ! 骨のない子が生まれるよ!とかいろいろ言われたけど、そんなはずない!と、じゃこ一匹食べずに元気な子を産んで。自分の身体を使って実証したんです(笑) 子供が5人になって、東京で自然食品だけで食生活をするととても高くついて大変になってしまった… そんな時、味噌も醬油も野菜も自分で作れば、新鮮なものが安く手に入る。そんな生活があると知って、1999年に千葉県いすみ市に移り住みました。最初は東京で行っていたように料理教室を始めようとしたけど、生徒が来ない! それで自然育児友の会にレシピやエッセイを書いていたのが、まとまって本になりました。人が訪れるようになったので、お茶やお菓子を出して。そのうち食事の時間になったから食事を出して… それならとカフェを始めて。集まった若い人たちが働き始めたり、でも近所には泊まるところがない。じゃあ宿泊も。という具合に広がっていったんです。最初からそうするつもりだったわけではなく、心地よいことをやっていったらそうなっていった。ここではなんでも手作り、質の良いものを作ってそれが安い! そして何より楽しいの。
 私のマクロビオティックは、実はちょっと違っているんです。最初のころはストイックに実施していたんだけど、ムリが出てくる。食べ方もその精神も自分とのバランスが大事。玄米採食はおいしい。白米もおいしいの。だけどおいしすぎて食べ過ぎてしまう… それに白米にするとお米の量がうんと減ってしまう。玄米だと丸ごと食べられるから安上がり!(ここ大事) 私はお金持ちにならなかったおかげで、ない所から作り出す喜びを知ったんです。 いつもの食事は『あるもんでキッチン』と呼んでいるまかない。残っているもので何でもつくる。カフェで提供するものは売り切れたら終わり。残ったらスタッフの食事に。食品廃棄はゼロですよ。残ったものはお皿に残ったドレッシングまで全部使うの。質素だけどとても豊かです。
 心地よく暮らすとストレスがなくなります。自分の生活スタイルに合わせて、自分でバランスをとる。懸命に守ったり、こだわったりすることでストレスをためるより、フレキシブルに自分に合わせていく。 自分が日々選ぶもので人生が変わっていくのね。玄米採食を続けていると、身体が健やかになり、気持ちよく精神が落ち着いてくる。そんな自分が出逢う人たちは、明らかにそうでなかった時とは違うんです。私はたくさんの人に出会って引き出しをたくさん持てました。 
 全部まるごと食べることは、命のつながり。それは自分のためだけでなく、地域のためにも、環境のため地球のため、そこに暮らす人々のためにもなる。そこで工夫して暮らしていくことが何よりおもしろい。 健康で幸せであるために、いつか幸せになりたいと願うより、『今、幸せ!』『これが私に合っている』『今、充たされている』と思い込んで笑って過ごす。そうすると周りも変わってくるんですね。思い込みって大事なのよ。 とはいえ人生いろいろあります。その時は「よく乗り越えてるな~」と自分をほめるの。こんなふうにして同じ方向を向いている人と出会って集い、共に広めています。ではcookingに移りましょう」

メニュー(分量と作り方はプリントがあります)
  1. 寿司ブリトー
梅酢とリンゴジュースの玄米酢飯に具をたっぷり巻き込んだ太巻き寿司。レンズ豆入りトマトソースを絡めた厚揚げの唐揚げ(まるで鶏唐揚!)と豆乳マヨネーズがポイント。
  1. かぼちゃサラダ
少量の水で蒸し煮にしたかぼちゃをざっくりつぶして、玉ねぎ、レーズン、オリーブオイル、そこへ芥子菜の種をふやかしてミキサーにかけた手作りマスタードを加える。
  1. タイ風春雨
最初にゴマ油でにんにく、生姜のみじん切りを炒める。次に玉ねぎ・えのき・キャベツと陰性のものから陽性のものへ順に炒める。水・コブみかんの葉・根元をたたいたレモングラスを入れて煮込み、最後に調味。別にニンニクと玉ねぎをカリカリに焼いたものを、ゴマ油で生姜・ネギ・唐辛子・香辛料を合わせて作る「食べるラー油」を乗せていただく(ご飯にも良く合って病みつきになる味!)

お夕飯は、5分間の「食べる瞑想」を行ってから上記のメニューをいただきました。
たくさんの材料がバランスよく混じりあってボリュームもあり、おいしくて心が満たされるお食事でした。 ごちそうさまでした。
デコさんは飾りっ気なくそのまんまを見せて語ってくれました。おはなしにもお料理にも「楽しい!!」がいっぱい伝わってきて、楽しいことは幸せなことだなぁ、と改めて感じました。

☆メディテーション音楽ライブ
チャーリー宮本氏による演奏
  そのまま眠りについてもよいかっこうで集合。チャーリーさんは出自不詳(!?)俗に言うなら仙人のような雰囲気で、48弦のインド楽器スワルマンダル2台に囲まれ座っていました。 静かな縦笛に続き、厳かな歌声、繊細な弦の響きと続きます。楽器はオリジナルで世界でこれを演奏するのは一人だけだそうです
「インド音楽は神遊び。神様をおろす。歓迎して遊ぶことで宇宙とコンタクトする。楽器は誰でも触れば音が出る。しかしその人の中に世界がないと音楽にならない。リズムと音階で宇宙につながる」チャーリーさんの言葉もしみてきます。
 私は透明な球体の中にみんなが入っている感じがした。その中を音が響きあい回って、弦の音に絡まるように低くて深い声(のような)が聞こえ、私たちが包み込まれていると感じました。 その余韻をもったまま就寝。 まだ9時過ぎでした。 おやすみなさい。
(1日目終了) 以上です。

レポート:のり(まつざきのりこ)」

2018年9月10日月曜日

9月2日(日)2日目
6:00  朝ヨガ
目の体操、光明瞑想など
「私たちはつい過去を思い煩い、先のことを心配してしまうが、今ここにある幸せを感じましょう」
朋子さんの言葉が印象に残りました。

7:00  tea time
・カッタミタ(インドの甘辛いお菓子、ひよこ豆の粉を固めたものなど)
 インドのお菓子には科学的なものは入ってない
・生カシューナッツを炒ったもの
・黄桃(応答せよ)
・洋梨(用なし)byタミコさん
7:30  畑
今年は雨が全然降らなかったため、猿の群れが2回やってきて作物が食べられたそう。

〈秋にしか出来ない楽しい種蒔き〉
ほうれん草、のらぼう菜、菜の花、春菊、かき菜、小松菜、信州雪菜(越冬する品種)、松本冬菜(早春に食べられる在来の品種)、寄居かぶ(新潟在来の品種)、金町小かぶ(埼玉在来の品種)

野沢菜は毎年9/5に種蒔きすると決めている。適期に蒔くのが一番大事。ご自分の地域で蒔くなら、地元で畑をしている人もしくは種屋さんに聞くとよい。

ほうれん草は酸性の土だと育たないため灰をまいてアルカリ性にする。なければお菓子の袋に入ってる石灰でもよい。
雨が降ってない日に灰を振りまく。できれば1、2週間そのままにしておくとよい。灰をまいてから草を刈る。
夏の間にエネルギーを蓄えてる草を土に戻すことで、草が土を豊かにしてくれる。
雑草が生えてすぐに刈ってしまうと自分の役割が終わっていないためいつまでも生えてくる。自分たちの役割が終わればもう出てこなくなる。自然界は常に豊かになるほうにバランスを取っている。

・人参葉、トマト、なす、花嫁小豆、茗荷、イチヂクなどを収穫

・ケンジさんが渾身の力を込めて作られたマンデラガーデンを見学
(まさかの事件発生!5年越しの木が…)


8:30  かまど de cooking ピサ♪
デコさんレシピのピザソース&ベジチーズ
10:00  ブランチ〜片付け〜休憩

・デコさんクリリンさんお手製のライスサラダ
・すだち、甜茶、ホーリーバジルのハーブティ
・アインコーン(全粒粉)と地元の粉でピサ生地とクリス
ピー生地作り〈トッピング〉
・昨日作ったトマトソース、ベジチーズ、豆乳マヨネーズ
・茗荷味噌、青紫蘇味噌
・収穫野菜(トマト、ナス、玉ねぎ、バジル、ピーマン、ズッキーニなど)
・きんぴらごぼう  など

みんなで作りながら、焼きたてを食べる贅沢♪
だんだんと作るのが上手になり、映えピザ(インスタ映えピザ)続出!
小学生のさわちゃん大活躍!たくさん野菜切りとピザ作りをしてくれてありがとう(^ ^)

・デコさん考案のすだちとハチミツのデザートピザ

・かまどの余熱でパンとアップルクリスプを焼きました

・休憩中にうたさんの竹細工販売会 
みんなでお箸、へら、ペーパーナイフなどを購入しました。

11:30  デコさんとケンジさんの本音トーク

・マンデラガーデンの件で、ケンジさんと朋子さんの本音炸裂!
「男のロマンは女のフマン」
「夫婦は完全ではない」
「プロブレム イズ ソリューション」問題を問題として捉えずに違う視点で見る

・ブラウンズフィールドとデコさんファミリーのお話

クリリンさんは1年半程BFで勤務。
自由で自主的にやれて楽しい。
デコさんはみんなを包み込む存在。居るだけで安心。

現在発売中の本『ブラウンズフィールドの丸いテーブル』について
卒業生の皆さんはそれぞれの場で活躍されている。
みんな個性的で自分の子供のよう。

・シャンクティを作ったきっかけ

種バンクからカフェ、宿泊施設を作ることに
種カフェの精神が今のドネイションシステムに繋がった。
一緒にご飯を作って食べ、食器を片付けることによっていろんなメニューを知ることができ、パートナーシップが生まれた。みんなが助け合うシステムにしたら本当に楽になる。そんな生き方が心地よく感じる。平和な時間がゆったりと流れる。

・心地よい暮らしの最強メンバーケンジさん、朋子さん、タミコさん、うたさんの4人
誰がカバーしている。計算間違いもみんなでカバー!笑


トーク終了後にデコさんお手製のアップルクリスプと豆乳ヨーグルトアイスを頂きました。


13:00  卒業制作に向けてのグループワーク
『自分発掘』
①大好きなこと②得意なこと③気になること④人生のテーマ
についてそれぞれ書き、卒業制作のテーマを検討

「人に伝えたり、形にすることが自分たちの喜び、そしてみんなの喜びになる」

来月の講座までにハーブか薬草2.3種類をテーマに各自で取り組むことになりました。

14:30  シェアリング
庭に咲いてる草花でハガキに絵を描きました。
おやつにかまどで焼いた手作りパン(リンゴバターとバジルペースト添え)を頂きました。

お土産に、ホエーとデコさんからポストカードを頂きました。

今回はブラウンズフィールドで作られた梅干し、梅酢、塩麹、ハチミツ、うどん、せんべい、クッキー、本を持ってきてくださって、みんなでお買い物しました。

最後にデコさんから「生きてるだけで良いじゃない!そうしたら何でも有難く感じる。日々様々な波が立つけれど、上手に乗り越えて楽しく過ごしましょう♪」とメッセージを送ってくださいました。

2日間、お腹も心も満たされて幸せなひとときでした。
デコさん、クリリンさん、皆さんありがとうございました!

レポート:りさ

2018年8月17日金曜日

ガンディー、糸紡ぎ、手仕事 7月レポート

<1日目> レポート by かよちゃん


“ここについた おかえり 今に
ここについた おかえり 今に
山のように はるかな自由
探すことなき ここはふるさと”

ウエルカム ミュージック
“ただいまのうた”

朋子さんを初め うたさん、たみさん、そして、ケンジー さんが待っていてくださる この場所に ご縁を頂いたみなさんと集まり “ここちよい暮らし”を味わい体験できる。
やっと来られた、自分に還れた、ほっとするひと時。

それぞれ近況報告をして

今回は、出会った◯◯さんに1つずつ質問して9つの答えを埋めて行く。
1ヶ月〜永遠の時の流れも一瞬で解けあうミラクルワンダーゲーム。

また1問目の質問で、第3世界と呼ばれる国とはどういう国かということで、改めて皆さんで調べた結果、

第1世界 資本主義
第2世界 社会主義
第3世界 どちらにも属さない

ということでした。

そして、手作りや手仕事や自給、綿がキーワード。

(昨年の卒業生の先輩がとしさんとお子さんの佐羽ちゃんとよーこさんが参加してくださりお陰様で賑やかになりました。ありがとうございます)

としさんは、ご主人と東京の国分寺で綿花を栽培していらっしゃるそうです!素敵です!

至福な時間のはじまりはじまり

手仕事
〜ガンディの思想とチャルカ〜
念願の糸紡ぎ、手仕事が実現しようとしていました。

ガンジーさんについては、
非暴力、不服従、インドを独立に導いた人 という言葉しか知りませんでした。
今回、ガンジーさんの思想、生き方をを知って、
糸紡ぎには、自立、平和、への意味が込められていることを知りました。
ガンジーは、イギリス植民地支配から独立するために、非暴力、無抵抗であるためには、強い精神力がなければ根氣が続かない。と言うことで、自立するために、自らの手で糸を紡いで機を織り衣服を作った。
そして、
「体が必要としているものは
体を使って手に入れる必要があります
チャルカによって
大地の恵みは より公平に人々へ行き渡ります
チャルカは
一回転するごとに 平和・親善・愛 を紡いでいるのです」
と言っています。

チャルカとは、小さな手動式の糸紡ぎの道具 のこと。

そして、塩の行進の際、手紡ぎ、手織りの衣服カディを着て参加した。
綿も同じく、イギリスに安く買われ、生産された衣料を高く買わされていた為。
手紡ぎ手織りは、
自立の意思表示
平和への行動表現

<カディ>とは、手紡ぎ手織りの完全なる手作り生地。 自由への闘争の象徴。インド独立の父、マハトマ・ガンジーはこう書いている。 スワデシ(国産品)の無いスワラジ(独立)は、生命の無いただの屍に過ぎない。

エピソード①
ヴァンダナ シヴァ さん(農業や生物多様性を研究している方)のお母様もガンディアン(ガンジーの非暴力主義者)で、ある時、お母さんが、ヴァンダナさんが中学生の頃、お誕生日に何が欲しいか聴いたところ、お友達が着ているようなナイロンのコートが欲しいと言ったそうです。
そしてお母さんは、「あなたにナイロンのコートを買ってあげても良いけれど、それを買うことはお金持ちの車になるだけよ。
けれども、カディを買えば、それは、貧しい人達の食べ物になるのよ」
と言ったそうです。


<塩の行進とは>
ガンジーと彼の支持者がイギリスの植民地政府の塩の専売(インドの人達に高く売った)に反対し、製塩の為にグジャラート州アフマダーバードから同州南部ダーンディー海岸までの約386kmを行進した抗議行動のこと。

抗議行動の際、警察に暴力によって阻止され殴られても、非暴力、無抵抗を貫いた。

違法だった製塩を遠い道のりを歩いてし続けた精神性の強さ高さにイギリス人も恐れをなしたと言われている。
その映像がイギリスでも流されイギリス人からも反対の声が上がったそうだ。

ガンジーは、非暴力を唱え、断食も何度か繰り返すが、78才の時、熱狂的なヒンドウー教徒 (ゴドセ)によって射殺される。
ガンジーは、ヒンドウー教もイスラム教も仏教も皆同じだ、という考えだった為。
ガンジーは暗殺者に、それでも、あなたを許す と言った。(手を額に与えるイスラム教で許すという意味のジェスチャーで)

タミコさんの講義は、ケンジーさんが、動画に撮ってくださっているので詳しくはそちらをご覧ください。


<実際に糸を紡いでみた>

糸を紡ぐ道具はチャルカの他にも、
糸車(手動・足踏み)
スピンドル(小さなこまのような道具 手動)などがある。

今回は、朋子さんが色々工夫し考えてくださった、音がしない、手作りのスピンドルで糸を紡ぐことになりました。

こちらの糸紡ぎも、ケンジーが動画を撮ってくださっているので、長文苦手な方は、動画でご覧ください。

スピンドルも手作りです。
道具から手作りで作るなんて、すっごく嬉しいです。

<スピンドルの作り方>
用意するもの
①竹の短い編み棒(針)→今回は朋子さんが100円Shopで5本入り位で売っているものを用意してくださいました。
②5円玉4枚。
③輪ゴム2本。
竹の編み棒の下の方に5円玉の穴に4枚通して、コマのように回るようにバランスの良い場所に上と下に輪ゴムで5円玉がズレないように止める。




<糸を紡ぐ>

①道具を使って綿花の中の種を取る。(ローラーに挟んでハンドルを回すと、ヌードルメーカーみたいに向こう側に綿がこちら側に種が取れて落ちる)

②落ちた綿をふわふわにする。弓のようなもので、綿を糸で弾くとふわふわになる。

③猫や犬さんのペット用のブラシを2つ使って良く梳かす。(ゴミも一緒に取れる)

④紡ぎ易くする為に、③で梳いた綿を長方形にまとめてくるくるっと巻いて細い棒状にする

棒状の綿をそーっと細く引っ張ってこよりのようにしてスピンドルの5円玉の上の輪ゴムでちょっと挟んで、
利き手でスピンドルを持って、棒状の綿を反対の手で持つ。先を軽く指でつまむ感じ。

⑥スピンドルをコマのように回して、反対の手で棒状の綿をそうっと細く引き出し(蜘蛛がお腹から糸を出す感じ)斜め上に引く。スピンドルを回して綿を斜め上に引いて糸を出す、とヨリが掛かって来る。
ヨリが戻らないように、ヨリが弱い時は、棒状の綿から出た細い糸を根元を指で抑え、スピンドルを回す、回す、回す。その時、糸はいつもスピンドルの編み棒の上の方で引っ掛かっている感じにする。そしてしっかりヨリが掛かったら、スピンドルの編み棒(針)の頭を指で抑えて、クルクルと少し糸をほどいてヨリを均一にしてもう一度巻き直す。そしてまたスピンドルを回して、綿を斜め上に引いて糸を出す。同じことの繰り返し。
この時、ヨリが掛かり過ぎて綿から糸が引き出せなくなったら、ヨリを少し戻して緩めてからそうっと引き出す。

細くなり過ぎたり、太くなり過ぎたり、中々難しいけど面白いです。

ボコボコしていると味があって可愛かったり、太い方が織ったり編んだりする時、ちょっと楽だったり、するそうです。
細く綺麗に揃った糸を上手に紡いでいる人を観ていると、”ああ野麦峠“を思い出します。

そして、手工業製の道具はカラカラ、カタカタ、ガタガタ、音がします。
スピンドルは静かで瞑想になります。
ワニグルマより生産性もあって楽しいです。

産業革命が始まってから、どんどん仕事が楽しくなくなって来ている。
機械に支配され、材料の補充や機械のメンテナンスでストレスを感じたり、仕事の内容もイマジネーションやクリエイティブなことも必要とされなくなり人間は鬱っぽくなる人も多いように思います。
機械の一部になってしまったような感じです。

綿摘みから奴隷の歴史が始まったとも言われている。(綿花の前はタバコもありました)

また、同時期に効率良く収穫出来るように、収穫の頃一斉に枯葉剤を掛けて枯らして収穫するようになる。
農薬を使っていたり、シャツになって来た場合、経皮毒として皮膚から吸収されたりもします。
綿花は水をたくさん必要とする為、干ばつ、砂漠化の問題も出て来る。
人も土壌にも悪い影響を与える。
工業農業のような一種類の作物の栽培は不自然になる。
多様性の大切さが分かる。

また、大量生産、大量消費、大量廃棄、そのことによって、環境汚染や安い賃金で奴隷のように働いて(働かされて)犠牲になっている人達がいることも事実です。

インドのモディ首相は、演説で
プラスティックを「人類に対する脅威」と位置付け、政府は2022年までに全土で使い捨てプラスチックを全廃すると宣言した。(使い捨てプラスチック禁止の州法はインドの29州のうち少なくとも25州で制定されている)

これらのことを学んで、衣食住、エネルギーを購入する際、暮らし方を意識して選択したいです。

そして翌日、手で紡いだ糸をお庭に生えている草で草木染めにして、布を織る。
何て贅沢な時間でしょう!
とてもわくわくしました。

この夜は、朋子さんが下処理をしてくださいました。
お湯の3%の石けん水で煮て油を落として染め易くするためです。
(きっと、朋子さんは寝ずにしてくださったと思います。有難うございます。)

ガンジーさんについて
<お勧めの本>を紹介してくださいました。

ガンジーの遺言、ガンジーの教育論、
ガンジーの自立の思想(片山佳代子さん訳)
ガンジー自叙伝〜真理の実験
非暴力・平和・糸車ガンジーに学ぶこれからの生き方(片山 佳代子さん著)

映画もあるそうです。
知ってるつもり 〜21世紀への伝言 ガンジー 〜You Tube で観られます。

綿、手仕事について
<お勧めの本>

ワタが世界を変える
ワタの絵本
砂上の船 水上の家
君あり、故に我あり

朋子さんが、糸を紡ぎながら、「第四賞作ることの喜び」の一部を読んでくださいました。

“お母さんが、完成したばかりの素敵なスカーフを娘にプレゼントした。彼女は、みんなが観えるように汚さないように壁に掛けて置くわ。と言う。
すると母親はショールを飾るような派手なことを喜ばなかった。
あなたが使う為に作ったのよ。綺麗なものを壁に飾って置いたら、汚いものを身に付けることになるわ。どんどん着なさい。「美しく、役に立ち、長持ちするもの」を作ることを学びなさい。

そしてまた娘は、お母さんのお裁縫は綺麗だけど時間が掛かるわ。時間の節約ができるしミシンを買ってあげようか?と言った。
母親は、時間が足りなくなるとでも言うの?ねえ、お前、神様は時間を作るときたっぷりとたくさん作ったのよ。私は時間が足りないなんていうことはないわ。私にとって時間は使い果たしてしまうものではなくて、いつもやって来るものなのよ。来年も来世もある。
あなたは無限なものを節約して、限りあるものを費やそうとしているのよ。
ミシンは金属から作られていて、掘ることも乱暴で工場も乱暴で、どれだけの人が苦しめられているか知っているわ。私の体力足りないことはなくもいつだってエネルギーがある。仕事は楽しいし、裁縫もお料理も掃除も洗濯も神聖な心持ちでなされるすべてのことが瞑想なの。私の瞑想を取り上げないで。仕事の喜びは私にとって宝物みたいなものなのよ。”

〜君あり、故に我ありより(全文ではありません)

朋子さんが、2本の糸を糸車で1本の糸によるのを観ながら、みんなの意識、
遺伝子のテルメア、みんなの記憶、スパイラルのエネルギー、だんだん1つの意識になって行く様子を観ているようでした。

スピンドルで糸を紡ぐ ことは
自分にとっても心の平安と自立 の表現になりました。


<食べる瞑想>
何度でも涙が溢れます。

楽しみにしていたお夕食
食べる瞑想は、何度しても
美味しくて幸せで感謝で涙が溢れて止まりません。

<メニュー&レシピ>

・ビルマ風 もやしと厚揚げの炒め物、ターメリックとオクラ入り
・タイ風 夕顔と春雨の炒め煮
・ナスの煮浸し 刻みみょうがと大葉添え
お醤油とお酢のお味(レシピ聞き逃してしまいました。お酢は梅酢だったでしょうか?)
・モロヘイヤとトウモロコシとトマトのスープ

夏は酸味が効いてると本当に美味しくて元氣出ます!
どれも優しくて深くて美味しいお味でした。
酸味と辛味と苦味と渋味と甘味全部揃っています。
タミ国風 宇宙人料理 でした。

タミコさん一緒に作ってくださった皆さん、お米の女装、訂正!除草してくださった皆さん、関わってくださった皆様すべてに感謝致します。
ガンジーさんについて、何も知らなかったので、色々教えて頂いて心も魂も揺さぶられました。
タミコさんのお話も、身近に感じとても分かり易く、手仕事も、とても心に沁みました。

糸を紡ぐ
時を紡ぐ
命を紡ぐ
愛を紡ぐ
音を紡ぐ
そして、言葉を紡ぐ


はるみさん、皆さま、今日も雲が綿に観えます。


お導き頂きましたご縁に心から感謝致します。
ありがとうございました。

2018年7月31日火曜日

2018729() by はるみ
~2日目~
Kenji noteもあわせてご覧ください。

6:00 YOGA

朋子さんのリードで、呼吸と身体の声を聴きながら足先から順番に身体を伸ばしていく。
ヨーガセラピーはアイソトニックで左右行うが、ヨーガセラピーはアイソメトニックで左右行うが、操体法も取り入れて、動かしやすいほう、心地良いほうを更にもう1回。
だんだん身体が目覚めて動きやすくなっていくのを感じる。


7:00 Tea Time
・台湾の夏バテ予防のお茶 
・きゅうり&自家製味噌
・池田産プルーン
・池田のおばちゃんが作っているおせんべい
・寒天菓子
台湾のお茶はちょっと酸味があって美味
きゅうりやスイカは、カリウムが多く水分を排出する働きがあるので、一緒に塩分(ナトリウム)を摂って脱水にならないようにバランスをとるのが良いそう。
きゅうり&味噌の組み合わせが本当に美味しかった!


7:30 畑作業&収穫
《収穫》
・トマト
・ナス
・ジャガイモ
ジャガイモの畑は、立てた札がどこにあるのか分からないくらい草に覆われ随分違う景色に。。。
半分手探りで探しながらの収穫は、まるで狩猟採集生活疑似体験?! みんな夢中で芋掘りしました。

《種まき》
・人参:凪子さん採取の種を蒔きました。
    アゲハの幼虫の大好物なので、草を一気に刈った直後に蒔くと食べられてしまう。
    間引きは葉が触れ合う程度で、抜きすぎないように。
・白菜:白菜は点蒔きで兼苗床にして、育ってきたら間引きした苗をほかのグループの畑に移植。 
    コオロギは白菜好きです!🙂
・大根:中指で穴を開けて(1関節位まで)ひと粒ずつ5センチ間隔くらいに蒔き、良く踏んで草をかける。
その他、草刈りや、大豆の間引き、染色に使うカナムグラの採取等。
昨夜の雨では畑は潤いきれず、草を除けると土は乾燥していた。


9:00 かまどクッキング
補講参加の佐和ちゃん(3)ががんばってくれました(*^^*)


10:00 ブランチ~片付け

《メニュー》
・レモングラスのお茶
・カチュンバル(梅酢のコロコロサラダ)
・ダッチオーブンでトウモロコシと収穫ジャガイモの蒸し
・サンバル(南インドの酸味のあるスープカレー)
・タイ風ココナッツカレー(コブミカンの葉の香りが良い
・北インドのカレー(とうがん&カシューナッツ入り)
どれも美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいます(^^;)
そして、畑作業が終わり、ブランチの時間になったらら恵みの雨が!
毎回絶妙なタイミングで降ったり止んだりするのが素晴らしい。
食後は、少し横になったりしながらまったり休息。

11:30 草木染のデモストレーション&織体験

昨日紡いだ糸を朋子さんが下処理しておいて下さったものを染色。

《下処理》
①石鹸水で煮て水洗い 綿は豆乳につけて干すか、染料店の濃染材で下処理
②ミョウバン(6バーセント)をお湯に溶かして10分糸を浸し、先媒染する

*媒染材には数種類あり、鉄を使うとミョウバンより色が黒く出る。

《染め》
染液で20分ほど煮て、水洗い後絞って乾かす。
*染める量の3倍の植物が必要
…今回の染液3種…
・紅茶…ピンクベージュ
・アカソ…赤茶
・カナムグラ…黄
*染料はたんぱく質に付くので、綿は染まりにくく、羊毛・絹のほうが染まりやすい。

《織体験~作品つくり》
茶・深緑・生成の3色からベースの厚紙を選び、中心から5間隔で7か所切込みを入れ縦糸を張る。
(縦糸は強度が必要なので市販の糸で)
横糸を選び、自分で紡いで染めた糸も使って織っていく。
出来たら額に入れて作品完成!
*原理が分かれば箱や木枠&釘などを使って簡単な織機を自作できる!


14:30 シェアリング

再びTea Time (*^^*)スイカ+塩とブランチの残りのジャガイモ&トウモロコシを頂く。
かよさんからきゅうりのおみあげも頂きました。
作品を見せ合いながらシェアリング

15:30 終了

今回参加人数が少なかった事もあり、更にゆったりした時間を過ごした感じがしました。
黙々と手を動かすことで瞑想しているようだったり、試行錯誤を繰り返しながら自分の手で作り出すことの面白さや喜び、豊かさを感じ、そういえば、こういう手作業好きだったんと思い出しました。
また、衣類にはあまり意識が向いていなかった事にも気づき、食と同じように作り手の見えるものを大切に使っていけるようシフトしていきたいです。

駅までの帰り道、山にかかった細長い雲が綿に見えて、紡げそう~!と盛り上がり、電車の中からは小淵沢付近で大きな虹が見れるというギフトがありました。

2018年7月7日土曜日

Mindfulness 6月レポート

こころや行動、さまざまな感性と感覚を丁寧に味わうと〜fulness一杯に満たされて行きます。本来足りないものはなく、すべて満たされた存在であり状態であるのだと実感できる「今ここ(正念)」です。

6月23日(土)by Wakaba
6月の講座は島田啓介さんのマインドフルネスの講座でした。

まず、タイ プライムヴィレッジの『I Have Arrived(ただいま)』を皆で歌いました。


ゆったりとした曲に、気持ちが落ち着きました。
次に、体の自己紹介をしました。
自分の今の体の状況とどうしたいかを表現して、みんなに真似をしてもらいます。
みんなそれぞれに違う体の状況を表現していて面白かったです。
それからみんなで寝っ転がって、スキャニングをしました。

普段あまり意識できていない体の各部分に意識を向ける事ができ、リラックスして体全体を認識する事ができました。途中で寝てしまう人もいるくらい、みんなリラックスしていました。
そして、マインドフルネスにまつわるお話を聞きました。
マインドフルネスは呼吸法と思われることもありますが、呼吸を観察することです。
マインドフルネス(智慧)とコンパッション(慈悲)は、コインの裏表のようなもので、そのコインとは我々の本質であり、無我です。もし我がコイン(我々の本質)なら、智慧も慈悲も持つことができないということでした。

また、マインドフルネスを実践する方法としてGAPを教えて頂きました。
G rounging 設地
A wareness 気づき
P resence 存在

その日寝るときから、早速やってみました。
なんだか安心感のある、不思議な気持ちでした。


6月24日(日)by 凡子
各自  起きる瞑想(大地が支えてくれていることを先ず感じながら、
呼吸する身体を感じ、そして微笑む)
[とても幸せな気分]

6:30     歩く瞑想
シャンティクティの1階から2階を周り玄関から庭をぐるりと歩く。ウタさんが先頭で皆んな1列に並んで、いも虫のようにゆっくり、一体感を持って、着地する足の裏を感じ、呼吸を感じ、自分がココにいることを感じながら。途中ウタさんが鐘を鳴らしたら止まり、3数えてまた歩く。
[普通に歩いている時より色々な気づきがありました。花の色の艶やかさ、緑?の匂い、鳥の声。
皆んなと一緒に歩く事の(おしゃべりもしないのに)なんだか嬉しさを感じました。]
 7:00     お茶
15分間?の食べる瞑想
焼き米のグラノーラ、野草のグラノーラ、晩柑のようなフルーツ
[噛みしめるほどに美味しいグラノーラでした]

8:10      畑
苗周りの雑草を刈る[苗の成長を妨げないように、苗より大きくならないように]

トマトの芽かき[ミニトマトは不必要だが下の方のわき芽はかく、大玉トマトは実が小さくならないように、花の咲いたすぐ下のわき芽は1葉残してかく。この時、ハサミは使わない。また、雨の日には行わない。病気になりやすいため]

ナスの第一子は親指大で摘み取る[木が(実を大きくしようとするので)大きくならないため]

前回蒔いた種は芽を出しているものも、無くなってしまっているものもあった。

今回は嫁入り小豆、人参を蒔く。
小豆は3粒ずつ50センチくらいの間隔で、土は豆の3倍くらいの厚みで被せる。よく抑えて土と密着させる(土が物凄く濡れている時はあまり抑えない)。豆の芽は双葉なので細長い茅系の草を刈り、種を蒔いたうえに被せる。(土を裸にしない。鳥に見つからないように。)
人参は鍬の刃の巾くらいのばらまき。
先ず草を刈る。鍬で土をおこす。大きな石は外す。土を平らにならし、鍬の背で押さえる。そこに手のひらですくった種を振りながら指の間から漏れるように蒔く。人参の種は2015年に採取したものだったため、違う種をかぶせて蒔いた。他の場所の土の下から雑草などの種の入っていない土を掘りおこし、薄く被せ、鍬の背で押さえる。で人参ダンスで土と密着させる。
ここにも茅系の草を薄く被せる。
[ウタさんの人参ダンスがとてもキュート!]

収穫したもの
レタス→サラダに
コリアンダー→カレーのトッピングに
ナス第一子→カレーの具に
玉ねぎ→梅酢で和えてサラダに
森の桑→デザートに
ニンニク  前回の方達のプレゼント

ノコギリ鎌の使いかた
ギコギコ切らない。長い草を短くするノウハウも伝授

9:30     野草摘み/かまどでcooking
野草の説明
ツユクサ→さっと湯がいてお醤油をかけて
                腎臓の薬になる
ドクダミ→利尿作用がある。腎臓の薬。
イノコヅチ→関節痛に
カタバミの花→酸っぱくて美味しい
アカザ、シロザ→ほうれん草のように食べれる
スベリヒユ→酸味があってぬめりもある。オメガ3が   豊富
ハキダメギク コゴメ菊ちゃん
オオバコ→咳止め、干して煎じて目薬
フユアオイ→マロー、オカノリ、オクラと仲間
春の野草は苦味が強くデトックスにむく
夏の野草は内臓を整える
 
11:00     ブランチ/片付け/休憩
15分間の食べる瞑想
インドの天ぷらカッパコラ(オオバコ、イノコヅチ、タマネギ、ヒヨコ豆の粉)
たけのこ、キノコ、ミョウガダケの和え物
トマト、フユアオイ、玉ねぎのフォンデュ
サンバル(フキ、ダイコン、小豆、ナス第一子、梅酢)
チャパティ(たみさんもアレルギーを起こさない、古代小麦アインコーンの粉を島田先生とコマメさんが絶妙なコンビで炭火で焼きあげたもの。たみさん手作りのギーが塗ってありました。)

[どれも身体にしみる美味しさでした。]

13:00     パステル画とマインドフルネスのガーター               作り

パステル画は3枚作成。
最後のパステル画にはガーターを記入する。

[皆んな違って皆んな良い!!!
    こんなにも違うんだと実感しました。
    しかし相変わらず、発表が苦手です。]

15:30      分かち合い

15:50      解散

もっともっと瞑想を生活に取り入れたいと思いました。支えてくれる大地を背中や足の裏に感じるだけでも、アーシング、地球と繋がる感じがし、落ち着きます。
ダーさん、島田先生の飾らないお人柄もとても素敵でした。
ありがとうございました。

凡子

2018年5月25日金曜日

5月レポート①

2018.5.12(土) 記)はるみ
ケンジイノォトも合わせてご覧ください。
13:30 受付&オリエンテーション
今回は、インドからアーユルヴェーダのDr.ラヴィンドラ博士をお迎えしているので、おかえりの唄は日本語&英語の2ヴァージョ
ン。更に、自己紹介はいつもと同じではつまらない‼との事で、他己紹介。
2人ペアになり、それぞれ5分ずつインタビューをした後、相手になりきって紹介。しかも英語で(^^;
単発・振替参加の方も多く、賑やかで楽しい場となりました。

14:30 アーユルヴェーダ① Dr.ラヴィンドラ博士のお話
まずは、1分間のお祈りのマントラを唱えてスタート。
アーユルヴェーダは、約5,000年前にインド哲学から生まれ、ただの医学ではなく、生命(ayu)の科学(Veda)であり、治療法を語るのではなく予防法を伝えている。自分でケア出来れば病気にはならないので、自分自身を大切にすることを忘れないで下さいと。

人間は自然の中で暮らし、食物も自然界の中から採り、移動して暮らしていたが、食物を育て定住するようになり、テクノロジーの発展に伴い自然界から離れてしまった。その結果、公害が生まれ病気となった。

《5元素》
私達人間を含めこの世界は、Air (風、動き)・Space (空間)・Water (水)・Fire (火、変化)・Earth (土、地、形) の5つの元素で成り立っている。

《ドーシャ》
ドーシャとはサンスクリット語で、簡単に変化するもの、汚染されるものという意味で、Vita(ヴァータ)/空・風、Pitta(ピッタ)/火・水、Kappa(カパ)/水・地、の3種があり、それぞれ5元素の中の2元素が関わっている。皆それぞれ持っていて、何を持ち、何が多いかが違っていて、V(ヴァータ)・P(ピッタ)・K(カパ) ・VP(ヴァータピッタ) ・PK(ピッタカパ)・VP(ヴァータピッタ) ・VK(ヴァータカパ)・VPK ((ヴァータピッタとカパ/一番良いバランスだか少ない)という7種類の性質が生まれる。プラクリティ(根本の性質)は、精子と卵子が出会った時に決まり、季節、時間帯、環境、精神状態等によって変わる。脈診では、受精時の状況から生まれ持った性質が分かるそうで、そこから今のバランス状態を見てアドバイスがある。元々の性質は変わらないが、バランスを取っていくことがは出来る。

《6TASTES(味)》
甘(土・水)、酸(土・火)、塩(火・水)、辛(風・火)、苦(空・風)、渋(風・土)
6種類の味も5元素から成り立ち、甘が最も重く、苦が最も軽い。

《治療》
パンチャカルマ(体内浄化法)
・前処置…ギーを飲む、オイルマッサージ、ハーブスチームバス等
・本処置…嘔吐法(カパ)、下剤法(ピッタ)、浣腸法(ヴァータ)、点鼻法、寫血法
・後処置…食事・運動等のアドバイス

*詳しくは、たみこさんのテキスト&FBのライブ動画を参照くださいね。
https://www.facebook.com/shalomusui/videos/1963655593706390/

《Dr.からのメッセージ》
アーユルベーダを深めると自分自身が健康的に過ごせる。
感覚器官の奴隷にならず、コントロールしながら度が過ぎないように、全ては良い生活習慣と健康があってこそ。
前向きに、決めつけず、自分のするべき事(ダルマ)を正しく行なっていくと満たされ、望みも叶えられる。
分かち合うこと、許すことが大切。
エゴを捨て、一人ひとりを尊敬できたら、やがてその尊敬は自分に戻ってくる。
それぞれの中にある神聖なものを敬い、全ての人と調和していくことが大切。
これらのことが出来れば、病気になる機会が減る。

Dr.のメッセージは、けんじい、ともこさん、たみこさん、うたさん、を通して聞いている、パーマカルチャー・自然農・ヨガ・仏教にも通じていることを感じました。
そして、たみこさん、同時通訳ありがとうございました。

16:30  お風呂 

カミツレの湯へ。
駐車場付近の畑はカモミールが沢山咲いていて、降りると甘い香。小さくて可憐な花にも癒されます。おみあげに入浴剤を買ってみました。

18:00  夕食

《本日のメニュー》
・ナムル3種(人参、大根、小松菜、自家製コチジャン)
・厚揚とモヤシのビルマ風(やっこばあの行者ニンニク入)
・チャプチェ(セリ入り野菜と春雨)
・大イタドリの塩漬け
・スープ(豆腐、ワカメ、セリ)
・うたさんのたくわん


19:30  うたさんの自然農のお話

自然農の3原則は「耕さない」「持ち込まない」「持ち出さない」

《植生の遷移について》
①コケや地衣類などの草が生える
②くさの量が増えつつ種類(1年草)が変わってくる
③背の高い多年草が増え、木っぽいものがで出てくる
④陽樹林(赤松などの光が必要な樹木)
⑤陰樹林(ブナなどの少ない光で育つ樹木でできた森)
⑥極相林(安定した森。種類は環境や標高による
ここまでくるのに約500年。
畑は、更地から草原までを繰り返している。

《土について》
日本の土地は何もしなくてもエネルギーがある。
草が太陽のエネルギーを光合成によって蓄えているので、自然農ではこのエネルギーを使う。だから、草や虫を敵としない。また、土がなくても、今まで生きていた動植物の死骸と共に次の生命が育っていくので土作りをする必要はない。耕すことは地面の下の生き物の世界を壊してしまう。耕すことで、初めはよくできるが、養分の在庫が0になってしまい肥料が必要になる。自然農では6割程しか使わず、3〜4割を自然に残すことができる。
例えば、スイバの酸味は土の酸性を中和してくれているなど、それぞれが役割りをしてくれていて、全体を調和するものが生えている。「 自然界のすることは間違いない」という、うたさんの言 葉が印象に残りました。

《畑雑談&アドバイス》
・草を刈って寝かせるを続けていくと、土が肥えてくる
・どの草がどんな働きをしているのか、毎年変わるので面白い
・参考絵本:雑草の暮らし・空き地の5年間 /かいのぶえ
・根は抜かないで、成長点の下で刈る
・草とどう向き合うか?自分を問われる
・野草の声、畑の声を聞きながら
・雑草も生えない土地は、除草剤の影響が考えられる
・信じるのは自分の経験のみ!
・糞尿を撒くと作物に香りが移る⁈

グループに分かれて、明日植える野菜の確認&相談

22:00 就寝 

また明日♪