2018年5月25日金曜日

5月レポート①

2018.5.12(土) 記)はるみ
ケンジイノォトも合わせてご覧ください。
13:30 受付&オリエンテーション
今回は、インドからアーユルヴェーダのDr.ラヴィンドラ博士をお迎えしているので、おかえりの唄は日本語&英語の2ヴァージョ
ン。更に、自己紹介はいつもと同じではつまらない‼との事で、他己紹介。
2人ペアになり、それぞれ5分ずつインタビューをした後、相手になりきって紹介。しかも英語で(^^;
単発・振替参加の方も多く、賑やかで楽しい場となりました。

14:30 アーユルヴェーダ① Dr.ラヴィンドラ博士のお話
まずは、1分間のお祈りのマントラを唱えてスタート。
アーユルヴェーダは、約5,000年前にインド哲学から生まれ、ただの医学ではなく、生命(ayu)の科学(Veda)であり、治療法を語るのではなく予防法を伝えている。自分でケア出来れば病気にはならないので、自分自身を大切にすることを忘れないで下さいと。

人間は自然の中で暮らし、食物も自然界の中から採り、移動して暮らしていたが、食物を育て定住するようになり、テクノロジーの発展に伴い自然界から離れてしまった。その結果、公害が生まれ病気となった。

《5元素》
私達人間を含めこの世界は、Air (風、動き)・Space (空間)・Water (水)・Fire (火、変化)・Earth (土、地、形) の5つの元素で成り立っている。

《ドーシャ》
ドーシャとはサンスクリット語で、簡単に変化するもの、汚染されるものという意味で、Vita(ヴァータ)/空・風、Pitta(ピッタ)/火・水、Kappa(カパ)/水・地、の3種があり、それぞれ5元素の中の2元素が関わっている。皆それぞれ持っていて、何を持ち、何が多いかが違っていて、V(ヴァータ)・P(ピッタ)・K(カパ) ・VP(ヴァータピッタ) ・PK(ピッタカパ)・VP(ヴァータピッタ) ・VK(ヴァータカパ)・VPK ((ヴァータピッタとカパ/一番良いバランスだか少ない)という7種類の性質が生まれる。プラクリティ(根本の性質)は、精子と卵子が出会った時に決まり、季節、時間帯、環境、精神状態等によって変わる。脈診では、受精時の状況から生まれ持った性質が分かるそうで、そこから今のバランス状態を見てアドバイスがある。元々の性質は変わらないが、バランスを取っていくことがは出来る。

《6TASTES(味)》
甘(土・水)、酸(土・火)、塩(火・水)、辛(風・火)、苦(空・風)、渋(風・土)
6種類の味も5元素から成り立ち、甘が最も重く、苦が最も軽い。

《治療》
パンチャカルマ(体内浄化法)
・前処置…ギーを飲む、オイルマッサージ、ハーブスチームバス等
・本処置…嘔吐法(カパ)、下剤法(ピッタ)、浣腸法(ヴァータ)、点鼻法、寫血法
・後処置…食事・運動等のアドバイス

*詳しくは、たみこさんのテキスト&FBのライブ動画を参照くださいね。
https://www.facebook.com/shalomusui/videos/1963655593706390/

《Dr.からのメッセージ》
アーユルベーダを深めると自分自身が健康的に過ごせる。
感覚器官の奴隷にならず、コントロールしながら度が過ぎないように、全ては良い生活習慣と健康があってこそ。
前向きに、決めつけず、自分のするべき事(ダルマ)を正しく行なっていくと満たされ、望みも叶えられる。
分かち合うこと、許すことが大切。
エゴを捨て、一人ひとりを尊敬できたら、やがてその尊敬は自分に戻ってくる。
それぞれの中にある神聖なものを敬い、全ての人と調和していくことが大切。
これらのことが出来れば、病気になる機会が減る。

Dr.のメッセージは、けんじい、ともこさん、たみこさん、うたさん、を通して聞いている、パーマカルチャー・自然農・ヨガ・仏教にも通じていることを感じました。
そして、たみこさん、同時通訳ありがとうございました。

16:30  お風呂 

カミツレの湯へ。
駐車場付近の畑はカモミールが沢山咲いていて、降りると甘い香。小さくて可憐な花にも癒されます。おみあげに入浴剤を買ってみました。

18:00  夕食

《本日のメニュー》
・ナムル3種(人参、大根、小松菜、自家製コチジャン)
・厚揚とモヤシのビルマ風(やっこばあの行者ニンニク入)
・チャプチェ(セリ入り野菜と春雨)
・大イタドリの塩漬け
・スープ(豆腐、ワカメ、セリ)
・うたさんのたくわん


19:30  うたさんの自然農のお話

自然農の3原則は「耕さない」「持ち込まない」「持ち出さない」

《植生の遷移について》
①コケや地衣類などの草が生える
②くさの量が増えつつ種類(1年草)が変わってくる
③背の高い多年草が増え、木っぽいものがで出てくる
④陽樹林(赤松などの光が必要な樹木)
⑤陰樹林(ブナなどの少ない光で育つ樹木でできた森)
⑥極相林(安定した森。種類は環境や標高による
ここまでくるのに約500年。
畑は、更地から草原までを繰り返している。

《土について》
日本の土地は何もしなくてもエネルギーがある。
草が太陽のエネルギーを光合成によって蓄えているので、自然農ではこのエネルギーを使う。だから、草や虫を敵としない。また、土がなくても、今まで生きていた動植物の死骸と共に次の生命が育っていくので土作りをする必要はない。耕すことは地面の下の生き物の世界を壊してしまう。耕すことで、初めはよくできるが、養分の在庫が0になってしまい肥料が必要になる。自然農では6割程しか使わず、3〜4割を自然に残すことができる。
例えば、スイバの酸味は土の酸性を中和してくれているなど、それぞれが役割りをしてくれていて、全体を調和するものが生えている。「 自然界のすることは間違いない」という、うたさんの言 葉が印象に残りました。

《畑雑談&アドバイス》
・草を刈って寝かせるを続けていくと、土が肥えてくる
・どの草がどんな働きをしているのか、毎年変わるので面白い
・参考絵本:雑草の暮らし・空き地の5年間 /かいのぶえ
・根は抜かないで、成長点の下で刈る
・草とどう向き合うか?自分を問われる
・野草の声、畑の声を聞きながら
・雑草も生えない土地は、除草剤の影響が考えられる
・信じるのは自分の経験のみ!
・糞尿を撒くと作物に香りが移る⁈

グループに分かれて、明日植える野菜の確認&相談

22:00 就寝 

また明日♪

0 件のコメント:

コメントを投稿